Lyric

雨が続いてた

滲んでく窓の向こう見つめてた

踏み忘れていた

アクセルにそっと足を乗せた

これが最後の帰り道でも

これで最後の二人でも

聞こえてたのは

お構い無しのワイパーの音だけ

願いは溢れるんなら

涙零れるんなら

何でもないようなフリしたって

意味ないね

君は何も言わなかった

僕はまた悪くなった

視界に目を凝らして

ハンドルを握りしめた

いつも流れてた

あの歌も今日は聴けないや

あと少しだけ

もう少しだけ

その時まではまだ

二人なら

あと一度だけ

もう一度だけ笑ってみせて

想いを口にすれば

何か変わったのかな

そんなはずもないんだって

分かっていて飲み込んで

もう何度繰り返しても

ここに辿り着くなら

せめて想い出だけを

離さぬよう抱きしめた

遥か彼方に手を伸ばしてた

僕に君は何を感じていたのかな

今更になって

積もる小さな疑問の答えが

浮かんでくる

願いは溢れるんなら

涙零れるんなら

想いを口にすれば

何か変わったのかな

願いは溢れるんなら

涙零れるんなら

何でもないようなフリしたって

意味ないね

君は何も言わなかった

僕はまた悪くなった

視界に目を凝らして

ハンドルを握って

想いを口にすれば

何か変わったのかな

そんなはずもないんだって

分かっていて飲み込んで

もう何度繰り返しても

ここに辿り着くなら

せめて想い出だけを

離さぬよう抱きしめた

ハンドルを握りしめた