疾想 (feat. 小春六花)のジャケット写真

歌詞

疾想 (feat. 小春六花)

つくし

並んだ影は 小さく揺らいだ

沈みだした彼方の

夕空を待っていたんだ

給水塔の跡 帰り道を急いだ

子どもの頃には

もう戻れなくて

宛名のない手紙を 書き溜めてた

とめどない約束

ばかり数えていたんだ

傷つくたび大人に

ひとつ近づいてた

躓く痛みさえも

心地よかったんだ

大切な想いだけを 殺して

また 作り笑いを覚えた

譲れない答を 見つけたくて

遥か夜を 駆ける

疾想 感じる胸に

よぎる焦燥 信じる明日を 描いた

白紙の地図

向かう場所探し続けてる

いまは果てしなくても きっと

同じ日々を 壊す 未完成だっていい

見いだせない 理屈だけ僕を嗤う

同調できない個性 埋もれた言葉を

何度でも 色を失くした道で

存在の証を 渇いた声で叫ぶ

疾想 感じる胸に

よぎる焦燥 信じる明日を 描く

葛藤 感じたままに

軋む雑踏 がんじがらめに 縺れる

足に滲む 擦りむいた痛み蘇る

いまは頼りなくても きっと

違う明日を 築く 未熟だっていい

追い越されても

取り残されても 消せない

イビツに輝く 足跡を刻みつけよう

響く鼓動 目覚める始動

迷いながらでも

振り向かず走っていける

並んだ影なら もう遠くに消えた

子どもの頃には もう戻れなくて

宛名のない手紙 書いた夢

いまも探してる

  • 作詞

    北森耕太郎

  • 作曲

    つくし

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