

始まりはなんてことない ただギターが好きだったっていう
どこにでも転がってるくらいのそんな理由だった
指先がボロボロになって 毎日声を枯らして
夢というボンヤリとしたもんに向かって歩き出した 22歳
初めて作った自分の歌 どっかで聞いたようなメロディ
よくあるコード進行と使い古された言葉たち
胸を突き破りそうな心臓がやかましかった
ガタガタ震える足でマイクの前に立っていた 25歳
なんかが違う気がする 後悔するような気がする
なりふり構わずとにかく夢中で走り続けた
コテンパンに打ちのめされて それでも諦められなくて
ドアを開けて踏み出して行った 29歳
生まれた街を離れて 見上げるのはトーキョーの夜空
倍速で過ぎる毎日は目が回るようで
笑えるくらいなんも無くて 報われない覚悟も無くて
昨日を今日今日を明日に変えることに必死だった 32歳
やりたくもないこと黙って続けてけるようになったよ
悔しくても悲しくてもヘラヘラ笑えるようになったよ
でもほんのちょっとずつ僕が僕でなくなっていく様な毎日
変わりゆくことがただ怖かった あの頃
頑張っても頑張ってもどうにもならんことがあると
たどり着いたと思ったところがやっとスタート地点だと
ようやくわかり始めて 泣き言はぐっと飲み込んで
あたらしいステージが幕を上げた 35歳
守れずじまいの約束 口ずさんだあのメロディー
雨上がりのアスファルトのにおい
オウイエー ララライ まだやれるか? まだやれるさ
突然の夕立が来て みんなずぶ濡れになって
この時代を恨みもしたけど
もう誰のせいにもしたくない 惑わずに歩いて行きたい
そしてまた次のドアをあけた 39歳
あれから何年経ったろう どんだけやり直したろう
今日まで出会った全部が僕を作ってる
あなたがくれた名前さ 高らかに叫んでやるさ
全てのことには意味があるんだとハッキリ言えるよ 今なら
いつか何かが変わると信じて歩き始めた道だろう
出遅れてるって承知でここまでやってきたんだろう
何回でもぐるぐるぐるぐる同じ事繰り返してやるさ
もう負けない 逃げ出さない 諦めない 諦めない
諦めない 何度でも始まり続けてくんだ
ここから
- 作詞者
浜端ヨウヘイ
- 作曲者
浜端ヨウヘイ
- プロデューサー
浜端ヨウヘイ
- ギター
浜端ヨウヘイ
- ボーカル
浜端ヨウヘイ

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- 1
intro.
浜端ヨウヘイ
- 2
号砲
浜端ヨウヘイ
- 3
晴れ男
浜端ヨウヘイ
- 4
days
浜端ヨウヘイ
- 5
てとて
浜端ヨウヘイ
- 6
暁星
浜端ヨウヘイ
- ⚫︎
from now on
浜端ヨウヘイ
- 8
88
浜端ヨウヘイ
- 9
HELLO
浜端ヨウヘイ
2024年の独立後から、ひたすらに旅し、出会い、時に振り返りながらも止まることなく走り続ける中で描き続けた楽曲たちが収録された、浜端ヨウヘイ3年ぶりのアルバム作品。
「シンガーソングライター」浜端ヨウヘイの、等身大の人間的な部分が色濃く映し出された今作は、日々の暮らしの中で何度も繰り返されていく「夜明け」をテーマにした楽曲を多く収録し、リスナーそれぞれの日常に寄り添い、新たな夜明けに向かう一歩を踏み出させてくれるような優しさと力強さを兼ね備えたアルバムとなった。
全国のライブ会場で収録された、のべ1000人を超える声が収録された「88」と、フルマラソン走破後に書き綴った「号砲」という2曲の先行シングルを含む全9曲収録。