Lyric

匂い立つ午後の寂寞に

消えたあの子を羨んで

横須賀線の振動に

いちいち傷付いたフリをする

窓から差し込む陽光に

はしゃいだ世界を垣間見て

壊れた機械を放り投げ

はこにわ虫を読み耽る

ままならない時間軸を

いじったフリして仕舞い込む

思い出すには早すぎて(ガタゴト)

忘れるためには短すぎ

シャイな瞬き消えかかる

消したい過去と見えない未来

憎んだ人を数えても

両手の指じゃ足りないよ

流れる景色に薄い雨

向こうで響いた赤い声

学生さんの教科書に

あの日の色々が降ってくる

大好きだよでも一生の(お願い)

私のことは放っておいて

思い出すには早すぎて(ガタゴト)

忘れるためには短すぎ

思い出すには早すぎて(ガタゴト)

忘れるためには短すぎ(え？)

飛んでく世界意地悪で

飛んでく世界きらやかに

飛んでく世界駆け足で

飛んでく世界監禁中

飛んでいっちゃう、世界