Lyric

最初の頃はただの憧れで

お年玉握り締めて

楽器屋へ自転車 走らせた

義務と権利を履き違えて

親の心配を他所に

真夜中の路上へ夜な夜な出掛けた

なりたいものが

あったわけじゃない

なりたくないものが

あっただけだった

僕が諸々を歌にして 君が笑う

最初はただそれだけでよかった

五線譜なんて要らなかったんだ

綴った想いの丈にメロディをつけた

いつだって このステージで

紡いだメッセージ

届くように唄うたう

それが例え　一人でも

何万回再生よりも大切な「1」だ

その一つずつの積み重ねが

いつか何万人に届くように

あの頃 通った楽器屋 

居酒屋に変わってしまった

わかっちゃいるさ

僕等も変わっていくんだけど

口には出せない思いに

誰もが打ちひしがれて

矛先を探している

それぞれに迷い それぞれにもがき

それぞれの笑顔を探している

いつだって このステージで

紡いだメッセージ

届くように歌うたう

それが同じ道の繰り返しでも

いつか君に届くように 歌うから

だから自分にだけは嘘は付くなよ

歌が偽りになってしまうから

いつだって このステージで

紡いだメッセージ

届くように歌うたう

それが例え一人でも

何万回再生よりも大切な「1」だ

その一つずつの積み重ねが

いつか何万人に届くように

だから自分にだけは嘘は付くなよ

最初の頃はただの憧れで

なりたくないものが

あっただけだった

僕が諸々を歌にして君が笑う

最初はただそれだけでよかったのに