吟遊詩人の置き手紙のジャケット写真

歌詞

赤い月 (feat. 瑠華)

酔シグレ

冬の夜更け

五線に溢れる月明かりの影

積み上がった楽譜

鍵盤の前に独り

狂った調律

鳴らないA(アー)の音

君の手が奏でる音楽は

世界を塗り替えてしまう

この歌に何の価値があるの?

伸ばした指をすり抜けて行く

枯れ果てた心ごと

誰かに愛して欲しかったの

終わりなき旅の中

願うことは一つだけ

赤い月を見上げ 囁く

夏の思い出 優しい日暮れに

口遊んでいる声

重なった手と手

楽しげに微笑む二人

あれ?いつから

忘れてしまったんだろう

私の声が紡ぐこの唄は

どこかに届くでしょうか?

進む世界に 答えはない

宵に導かれるまま

好きだから 苦しくて

それでも奏でたいと

思ってしまうから

「もういいよ」「十分だよ」

「音楽を手放したって

いいよ」と言って

やるせない この思いも

譲れない夢さえ音にして

赤い月の中で 歌うんだ

  • 作詞

    香音

  • 作曲

    香音

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ダークでクラシカルな世界観が特徴の音楽ユニット「酔シグレ」による初のフルアルバム。このアルバムは12曲で1つの物語になっている、”劇場型フルアルバム”である。酔シグレの楽曲製作と運営を担当している香音のほか、5人の歌い手がfeat.として参加している。

アーティスト情報

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