Lyric

この社会で生きている劣等感

抑えつけられる窮屈さ

私の声なんて誰も耳に留やしない

終わりにしようか

過ぎてく毎日が嫌だった

生きてる証が欲しかった

正しい答えなんて見つからない

曖昧なままで終わりにしようか

現実に疲れ果てて逃げ出したんだ

最後にほんの少しだけ呟いた

ふらついた言葉 霞んだ命が

音を立てて 寂れた心の隅で

儚く朽ち果てていく

私は悔いた この身が犯した事を

汚れなき赦しを求めて

白い海に落ちていく

煩い世界の音に耳を塞いだ

不埒な嘘は見え透いた

私は穢れ枯れたスーサイダー

くだらない歌は終わりにしようか

愛も情も欲望も善も全部解らないやって

狂おしいほど大好きだった言葉すら何も覚

えてないわ

何も全部関係ないわ

また比較して死にたくなるでしょう?

「憐れみだとか慈しみだとか、まやかしで

しょう?」

全ては心の奥で私を無為にしている

錆び付いた胸は 軋んで開くことなく

哀しげな叫びも届かず 黒い闇に落ちてい

く

涙は枯れた この世を笑った

靴を揃え

微睡む宙（そら）に消えゆく煙にこの身を馳せる

流れ出した血は 愛おしく美しく

そして私は救われる

ふらついた言葉 霞んだ命が

声を上げて 脈打つ心を壊し

儚く朽ち果てさせる

私は決めた 綺麗に終えることを

穢れ無き赦しを求めて 震える手に残る熱

感が

ただ私を一直線に白い海に駆り立てる