Lyric

壊れた空で　目を覚ました

真実さえ　息を止めてた

でも痛みの奥　動いたのは

雨の中　ささやく声

声を出そうと　口を開けてても

翼は縛られ　信じられなかった

ひび割れた道　ゆっくりでも

それでも歩いた　まだ終わらない

星たちが　背を向けても

私は歌う　かすかな願い

届かなくても　構わない

恐れを越えて　名を刻む

堕ちながら　光を追いかけてる

砕けた夢と　眠れぬ夜

折れない　曲がらない

この物語は　ゆずれぬ願い

声が消えても　残る音で

確かな記憶　生きてきた

これが続く螺旋

燃える翼　まだ羽ばたく

君の名前を　手のひらに抱いて

壊れそうな　星を守ってた

ついた嘘も　言えなかった真実も

時間より　深く響いてる

たとえ道を見失っても

色がにじんで消えても

私はまた描いていく

この傷こそが　わたしの武器

堕ちながら　光を追いかけてる

砕けた夢と　眠れぬ夜

折れない　曲がらない

この声だけは　消せない灯火

空が崩れて　降りそそいでも

何度でも立ち上がる

それは命の螺旋

燃える炎に　祈りを刻む

沈黙はどこへ行くの？

誰にも聞こえず育つ声

そのすきまに残る光

痛みさえ歌に変えてく

堕ちながら　光を追いかけてる

地図も真実もなくても

折れない　曲がらない

この声だけは　消えない祈り

星に忘れられても　汗にまみれて沈んでも

たしかに　輝きつづける

空をめざし　羽ばたいていく

これが命の螺旋　今　飛び立つ