歌詞

手を繋ぐことに慣れなくて

顔を伏せて歩いた朝

長い前髪に隠れた

蜂蜜色の瞳は

僕だけが知っていたい

「今日は雲が泳いでいるから顔を上げて歩こうか」

風に揺れた君の髪が

眩しく透けて綺麗だった

帰りの坂道はオレンジ色

ふたりの影が伸びている

繋いだ手が嬉しくて

ゆっくり歩いていたのを

君には知られてたかな

夜がこんなに寂しいと思うの

君のせいだよ

「今日は星を見に行きたいんだ、顔を上げていられるよう」

ゆるく握った手の温度は

今でも思い出せるのに

明日は少し遠くまで行こう

ひとり寂しい夜が明けて

あたたかい朝日が昇ったら

浮かぶ雲を追いかけて

顔を上げて歩いていこう