

提灯 揺れる 雨の雫
とん、と 石畳 光が 解ける
軒下 くぐり 影を 拭う
耳だけ 先に 町を 拾う
囁き さらり 風が 持つ
名前は 言わず 目だけで 追う
息と 息の
間に ひとつ
言いたい 言葉は
びぃとに 隠す
かわらばん 風に乗る
ほんまか 嘘か 分からぬまま
読まぬのに 耳が 拾う
わっちの 胸が ざわつく
かわらばん 風に乗る
小さな 声が 増えていく
言わぬのに 心が 知る
夜の町が わっちを 回す
印の 墨が 指に 残り
ぴんと 弾ける 琴と 三味
足取り 軽く 人混み 抜け
既読の ままの 青い 灯り
途切れ 途切れの
言葉の 代わり
ちょっぷの 合図で
返して 見せる
かわらばん 風に乗る
ほんまか 嘘か 分からぬまま
知らぬふりして 知ってゆく
わっちの 胸が ざわつく
かわらばん 風に乗る
明日には 別の 話でも
今だけ 名前を 消すな
夜の町が わっちを 回す
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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- ⚫︎
かわらばん
Liminal Reverie
風にのって広がる噂話。
ほんまか嘘かもわからぬまま、耳だけが先に知ってしまう夜。
「かわらばん」は、江戸の街に舞う噂と、現代の既読や通知のざわめきを重ねたLo-fi hiphop。
言えなかった言葉はビートに隠し、三味線と琴のチョップが合図のように跳ねる。
読まぬのに耳が拾い、
言わぬのに心が知ってしまう。
夜の町に回されながら、
それでも名を消されたくないと願う――
静かなざわめきを抱えた一曲。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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