Good Girlのジャケット写真

歌詞

Monster

Yuuhi

笑顔の仮面、裏側は硝子

誰かの「優しさ」で磨かれすぎた

"いい子"のレール 脱線した日

音もなく目覚めた私の獣性(けもの)

夜の帳(とばり)に溶けるように

正しさから姿を消す

罪悪感という首輪

自分でほどいてしまった

“わかってほしい”は

もう鍵をかけた引き出しに

代わりに残ったのは

牙と舌先の火花だけ

Monster — それは烙印じゃなく名札

誰にも見えない地下室で

感情という野火を育ててた

愛され方を忘れた夜に

私だけが私を抱いた

羽根じゃなく 爪で世界を撫でる

やさしさのふりは もうやめた

感情を冷蔵したまま

"理性的"の仮面を被る日々

でも、その静けさの底で

喉が焼けるほど叫んでいた

「強くなれ」って呪文が

いつしか呪いになって

優しさを殺して

私は私を飼いならした

それでも まだ

心の奥の檻の隙間

月明かりのような後悔が

ときどき差し込んでくる

Monster — 鏡の中の真実

嘘で守ってきた日々が

今はただの亡霊に見える

正義のふりも 救いの芝居も

この身体にはもう似合わない

静かな咆哮(ほうこう)で言葉を裂いて

私はようやく呼吸してる

優雅な絶望と

理知的な狂気のあいだで

私は私を解剖した

その断面は、きれいだった

Monster — そう呼ばれることに

もう怯えてなんかいない

私を縛ってた鎖に

今はありがとうと告げたい

幻想よりも歪な現実を

この手で抱きしめていたい

"かわいそう"より"こわい"でいい

これが、私の本名だから

  • 作詞者

    Yuuhi

  • 作曲者

    Yuuhi

  • プロデューサー

    Yuuhi

  • ギター

    Yuuhi

  • ベースギター

    Yuuhi

  • ドラム

    Yuuhi

  • キーボード

    Yuuhi

  • ボーカル

    Yuuhi

Good Girlのジャケット写真

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強がりとやさしさの狭間で揺れる“あの子”の本音を、ポップパンクのリズムに乗せて叫ぶ。
「Good Girl」は、ルールに縛られながらも自分らしさを求めてもがく少女の葛藤を描いたコンセプチュアルなパンクアルバム。
キャッチーでエッジの効いたギターサウンドと、時に毒を含んだリリック。
可愛さの裏にある怒り、寂しさ、そして希望を、ストレートに詰め込んだ一枚です。

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