歌詞

検索履歴に残る　私の名前

それだけで今日も息ができる

マッチした夜からずっと

重力も倫理も捨ててきた

あなたの声は　毒とワイン

ひと口で全部が溶ける

でも他の誰かに笑うたび

喉の奥まで刃が刺さる

「信じて」なんて呪文じゃ

消せない影がある

私が欲しいのは

心ごとの監禁

既読の刃で切り裂いて

愛してるの中身を見せてよ

嘘も本音も飲み込むから

私だけを酔わせて

明るいビートの奥で

泣きそうな心が暴れてる

触れたら最後

もう普通じゃ戻れない

通知が光らない夜は　凶器になる

誰の部屋にいるのか想像して

いっそスマホごと海に落とせば

この苦しみも消えるかな

だけど「会いたい」の五文字で

世界はまたあなた色

鍵のない牢屋みたいに

甘くて、苦しくて、抜け出せない

笑ってるその顔を

私だけのものにして

嫉妬っていう鎖で

もっと深く縛って

既読の刃で切り裂いて

愛の中心を渡してよ

他の誰にも触れさせない

狂うくらいでちょうどいい

明るい笑顔の裏に

刺さったままの影がある

笑っていても

その影が消えないんだ

ねぇ、綺麗な恋なんて

もう望んでない

この罪も傷も

あなただけの証にして

既読の刃で切り裂いて

心の奥まで私を入れて

壊れても　燃え尽きても

あなたとなら悔いはない

明るい旋律に包まれ

物悲しさも歌に変えて

触れたら最後

もう普通じゃ戻れない