夏休み昼下がりに煙とレコード
今年も同じだまた暑い午後
切なさ映した昨日の
天井揺れても過去の走馬灯
冷蔵庫開けろ読みかけの文庫本も
今日は閉じてこの部屋出ようよ
玉の汗グラスコーヒーを
ひと息飲み干し飛び出した猛暑
モーションピクチャー
サウンドトラック
流れる車と止まらない今日を
言葉にしたくない
蝉時雨が響く並木道のひかりを
後ろ髪引かれる感じ
ノスタルジー霞み出し
意識朧げになって
誰かが言った「進め」
って真夏の道路
真夏日漂えば
この道を登れば
ここじゃないどこか遠くへ
Some other day over there
真夏日漂えば
井の頭通りが
ここじゃないどこか遠くへ
Some other day
路地裏に消えていく少年を
車から見つめている青年は
グッドバイブスのために
グッドバイし
ぶっ飛ばしてきたんだ
ぎゅっと抱きしめたいよ
クーラーで冷やした哲学さえ
窓あけまどろんで快感だね
宙に浮かんでる飲み込めない言葉
身体に取り込む時間だね
嗚呼日が暮れ祭り囃子が
鳴り出す頃には戻るが
Whenever 止まれば鳴る
風鈴の音に耳貸したいな
エンドレスな8月初旬を
ぐるぐる回ったはずなのにここ何処
随分遠くまで来てしまったなって
思ったらSlow summer road
真夏日漂えば
この道を登れば
ここじゃないどこか遠くへ
Some other day over there
真夏日漂えば
井の頭通りが
ここじゃないどこか遠くへ
Some other day over there
真夏日漂えば
この道を登れば
井の頭通りが
ここじゃないどこか遠くへ
Some other day over there
真夏日漂えば
この道を登れば
ここじゃないどこか遠くへ
Some other day over there
真夏日漂えば
井の頭通りが
ここじゃないどこか遠くへ
Summer the day
あの日君が言ったサヨナラさえ
僕の夏を構成してる環境音
エアコンの音も邪魔だった
息もできない胸が詰まってた
広い海にひとり放り出されて
対岸の花火をただ眺めてました
青になって迷い込む
真夏の陽炎漂うサマーロードへ
Some other day
Some other day over there
- 作詞
BOND LOST ACT
- 作曲
BOND LOST ACT
BOND LOST ACT の“path to A city”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
マニックピクシードリームガール
BOND LOST ACT
- 2
ダンス・ダンス・ダンス
BOND LOST ACT
- 3
カサブタハガレタ春
BOND LOST ACT
- 4
朝凪
BOND LOST ACT
- ⚫︎
path to A city
BOND LOST ACT
ロックバンド”BOND LOST ACT”のセカンドミニアルバム。前作から一貫して描かれる、ノスタルジックな原体験的風景。 回想的で混沌とした歌詞で始まる”マニックピクシードリームガール”から、透明感のある”ダンス・ダンス・ダンス”の流れはサイケデリックでミニマルな潮流を作り出した。 潮の満ち引きのような5曲が、原体験のある街を自問自答しながら浮遊する青少年少女を、心理的サーガとして浮かび上がらせた。
アーティスト情報
BOND LOST ACT
メンバー 龍磨 (vocal, synthesizer, manipulator) 楠蓮 (drums, perc, chorus) 多摩美術大学の同窓生である龍磨と楠蓮で、在学中に前身のバンドを結成。東京出身。 BOND LOST ACT は一貫して街を歩く少年少女が、彼らが体験し得ない、身に覚えのない郷愁、 ノスタルジアに襲われ胸が詰まる瞬間を描いている。 街に突如として現れる「凪いだ」時間。 ハードシンセサイザーで彩られるミニマルなサウンドに短編小説的なリリックを乗せる彼らのライブは、 聴き手をいつの間にか『裏返った世界』へ誘う。 アートスクール出身を生かし、楽曲、MV、その他全てアートワークを彼等のチームで制作。 2022年9月よりライブを開始し、東京都内近郊で精力的に活動中。 2024年1月31日ソニーミュージックより monogatary.com が企画する配信コンピレーションアルバム「READ 01」 にて2曲リリース。
BOND LOST ACTの他のリリース
cold summer films, inc.