

当たり前と思ったもんが当たり前になくなる
ありふれた世界線で息をしてる身として
確実なものだなんて一つたりとありゃしない
分かりきったようでいまだ何一つも分からない。
死にたいと言うななんて簡単に言えない
真横にある恐怖と 並走している今日
安堵する間も無くして明日が迫り明ける夜を
繰り返し転がる倒れたきりの砂時計
自他共に無責任に人の事を蔑み
うす笑いを浮かべてきた本心を片隅に
優劣をつけては優越感に浸る後で
今いるその場所の空虚さに気がつく
過去と1秒先の尊さは異なるが
二度目は無いという事をまず認めたら
僅かにだけ見えた今俺がすべき事
肝心要になる。この瞬間の出来事
困難に恐れ 本番は一度で
人生に二度目なんてないだから見つめてる
何処に向かう運命か決める足と握るペン
俺が俺でいるため 悩んでなお成し遂げる
困難に恐れ 本番は一度で
人生に二度目なんてないだから見つめてる
何処に向かう運命か決める足と握るペン
俺が俺でいるため 悩んでなお成し遂げる
一つじゃない道それが故に戸惑う
不安を抱え歩いているきっと誰もおんなじ
その上で必死こいてツラで笑う毎日が
定着して忘れた、あの頃ってどんなもん?
余裕を演じ切る為に雁字搦め我武者羅
メッキなんてとっくのとうに剥がれ落ちてこの様
何者にもなれず、降る雨に怯える
漠然とした夢だけが今も高く聳える。
僅かほんの一瞬あの日にしたよそ見で
そこにあった筈の熱も音も消えてなくなる
目を凝らして探したってもうソコにないんだ
自然と懐かしんでる思い出には参った。
全ての瞬間をもしも愛すことができたら
失くす事の痛みなんて覚えず済んだのかな?
その痛みを知る前には大切にできない
昔よりも意味を増した1分の長針
困難に恐れ 本番は一度で
人生に二度目なんてないだから見つめてる
何処に向かう運命か決める足と握るペン
俺が俺でいるため 悩んでなお成し遂げる
困難に恐れ 本番は一度で
人生に二度目なんてないだから見つめてる
何処に向かう運命か決める足と握るペン
俺が俺でいるため 悩んでなお成し遂げる
画面越しのやり取りで知った気になりやがって
好き勝手に言いやがるいい時代になったな。
通り魔のような匿名 不特定のスナイパー
便利さに狂わされた1を作る価値観
正解やら不正解との曖昧な境界で
表現をやめていたらきっとしてる後悔
誰の前に習わず 言葉一つ表す
例え時代に埋もれようと蒔いた種が芽を出す
大多数の賛否で決まっていく正しさや
普通という価値基準に病んだヤツの虚しさ
それが飽和した世の中でどんな自分で在れるか
ただの屁理屈じゃ誰も頷けやしないのさ
本音を目かしこまずに費やして来た今日まで
疑い目を背けていたあの日だって無駄じゃない。
今と膝を突き合わせ投影していくキャンバス
答えは言語を超えた志のさらに奥にある。
それはさらにずっと奥にある
困難に恐れ 本番は一度で
人生に二度目なんてないだから見つめてる
何処に向かう運命か決める足と握るペン
俺が俺でいるため 悩んでなお成し遂げる
困難に恐れ 本番は一度で
人生に二度目なんてないだから見つめてる
何処に向かう運命か決める足と握るペン
俺が俺でいるため 悩んでなお成し遂げる
目を閉じて開くまでの0.6秒の中で
回る思考回路を今電波に落とし込んでる
それは何処の誰か顔も名も知らないお前と
確かに生きている俺を繋ぐこんな音楽
部屋の中でも蚊帳の外でも塀の中でも
あるいはどっか遠く空のさらに向こう側でも
言葉よりずっと奥で流れている血潮
紡いでる見落としそうな一分一秒
平然とながれていく音と水ように
過ぎていく瞬間を焼き付ける脳裏に
いつか忘れる物語の断片でも
尽きる頃 余す事なく終わるように。
- 作詞者
N-flym
- 作曲者
Kaonashi
- レコーディングエンジニア
satico
- ミキシングエンジニア
satico
- ボーカル
N-flym
- ラップ
N-flym

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一分
N-flym
今日までの最悪と最高を詰め込んだ一曲
特別なんて存在しない日常の全てが特別だった。
言葉にならない気持ちの全てをまとめた今日までの一分
アーティスト情報
N-flym
東北は宮城県を拠点に活動するアーティスト。 若干12歳にして歌詞を書き始め15歳で衝撃を受けたRAPに感化される。18歳からライブ活動を始め2018年20歳にして1st singleをリリース、「自分」を投影するリリックが特徴的。
N-flymの他のリリース
R4bottoms