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静かな呼吸のように立ち上がり、音は少しずつ輪郭を失いながら、遠くへと滲んでいく。
この楽曲は、明確な情景や物語を提示するのではなく、「どこでもない場所」へと聴き手を運ぶための音の連なりである。
旋律は主張を控え、空間と余白を抱えたまま進行する。
そこにあるのは感情の説明ではなく、感情が生まれる前の気配、あるいは思考が言葉になる直前の揺らぎ。
「彼方へ」というタイトルが示すのは、到達点ではなく、向かいつづけることそのもの。
聴く者それぞれの記憶や感覚に重なりながら、静かに遠ざかっていく音の風景を描いている。
アンビエント/ポストクラシカルの要素を基調としたインストゥルメンタル作品。