Lyric

白い砂を口に含んだ正午

噛み砕く度汗をかいたようだ

青い空に似つかわしくない痛みが

雨に流れ目の前に泣いていただけだ

噛み砕く命の味はちょっとしょっぱいね

僕はほくそ笑んで泣いていたんだ

瞳と青の境が溢れて消え去って

ああこれは涙の味

張り裂けた海月潰した

この鼓動は今揺らいでいる

八百万食べる僕の骨を流す

藍

愛

旨い

衰

白い砂に靴を脱いだ夕日

踏み潰す度棘が刺さる

清い世界に似つかわしくない痛みを

足を引かれ声に出して叫んだ

踏み潰す命の価値はちょっとしょっぱいね

僕はほくそ笑んで泣いていたんだ

上靴のままの叫び声が溢れて消え去って

ああこれは涙の棘

青ざめた鯉を潰した

この鼓動は今揺らいでいる

八百万食べる君の骨を流す

藍

愛

旨い

哀

藍

愛

旨い

哀

何億年の鼓動に青白い波が揺らいでいた

波の口の断末魔 共鳴りで歌っている

メロディが食べる命が響く大洋

この世界の袖を

浴びていた

浴びていた

浴びていた

浴びていた

食べていた