※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
フランス人作曲家・ピアニストのQuentin Sirjacqの3枚目となるオリジナルアルバムをリリースします。
前作のピアノに焦点を当てた「Piano Memories」よりも、マリンバ、ヴィブラフォン、グロッケンなどのパーカッションが加わる事で楽曲にポリリズムのパターンがもたらされ、全体的にリズミカルな仕上がりになっています。
ピアノや、フェンダーローズ、シンセサイザーの音色を楽曲により選ぶと共に、ジャズやクラシックなどの作曲技法に電子音楽を取り入れた本作は、様々なジャンルがクロスオーバーし、現代のミキシング技術によって構築される新たな音楽の解釈を私たちに与えてくれるでしょう。
遠い異国の地である日本から作品を発表する事を望み、全く違う文化の中で受け止められ、その可能性を模索し、日本で経験したリアリティ、環境、物語を共有し、新たな感覚を開くことで生まれた音楽です。
クエンティン・サージャック自身が「音楽」というものの在り方を模索し続け、幾つもの可能性が混雑し内包された作品がここに完成しました。
フランス人作曲家・ピアニスト。 ハーグ王立音楽院及び、カリフォルニア州オークランド・ミルズ大学にて作曲と即興演奏を習得。 デビュー作「La Chambre Claire」の発表以降、ソロでの活動のほか、Chris Hooson (dakota suite)をはじめ、アメリカ、オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリス、フランスなど多くの国のアーティストとコラボレーションを行っている。 また、テレビや映画、ドキュメンタリーの音楽も多数手掛け、フランスのラジオで放送された、ゴンクール賞を受賞し世界的ベストセラーを記録したマルグリット・デュラスの小説「愛人 / ラマン」の背景音楽を手掛けたほか、フランス映画「Bright Days Ahead(Les Beaux Jours)」のサウンドトラックを手掛け、SCHOLEよりリリース。 その他、SCHOLEより2011年にソロデビュー作となる「La Chambre Claire」の国内盤を発表。翌年には初の単独来日公演も行い、東京滞在中に録音したセカンドアルバム「Piano Memories」をリリースし、dakota suiteとの共作「there is calm to be done」のリリースを記念したツアーも2015年に開催。2016年、3枚目のオリジナルアルバムとなる「far islands and near places」をリリース。
schole