

更けた夜
誰もいない車道に白い蛇
ピンとこない頭で君を見た
放り投げた重荷
軽くなった身体
宙に浮いてどこへ行く?
あれほど嫌ったあの悪夢に
私は心を託していたみたい
これから何を信じて
何に染まっていくの?
いいや、できるならもっと
もっと…
止まった時間 持て余して
切れた糸の先 いつまでも探して
それは何のため? 私はどこ?
埋もれた自分を救いたい
流れ込む夜風
静かになびく髪
吐いた息は震えて
分厚い靄の向こう
手を伸ばして
私は私を選んでいくんだ
ああ、静寂 響いて
高鳴る鼓動
夜を這う君は光
アスファルトを踏みしめる足
この感覚は私のもの
もう他の誰かに 他の何かに
自分を明け渡したくはない
ここにいる ここにいて
私は私を生きている
- 作詞者
大越佑華
- 作曲者
大越佑華

大越佑華 の“光”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
汽笛
大越佑華
- ⚫︎
光
大越佑華
- 3
藍色の街
大越佑華
- 4
パラレル
大越佑華
- 5
Slumber
大越佑華
- 6
Link
大越佑華
- 7
はじまりのとき
大越佑華
- 8
この窓から見た景色
大越佑華
ピアノと歌だけの、素朴で真っすぐなアルバム。葛藤の中で光を求め、自己を模索し生まれた曲たちを収録した、内省的で力強い作品集となっている。自身初のアルバムで、録音は全曲自身によるものである。
アーティスト情報
大越佑華
のどかな田舎町で生まれ育った、福井県出身のシンガーソングライター。 儚く温かみのある声と、音楽そのものの豊かさを感じるような、生命力溢れる楽曲で自身のリアルを表現する。 2021年に音楽家Nao’ymtとのコラボレーション楽曲「孤島」「さよならを言う日まで」の2曲を配信リリースし、2024年には自身初のアルバム「光」を発表した。