光のジャケット写真

歌詞

藍色の街

大越佑華

深夜0時

おんぼろの車で闇を行く

やけに陽気なラジオが

どこか遠く聞こえた

ぽつんと立つまばらな街灯

頬 照らすたび 空を煽る

どうして同じルートばかり

走る僕らは 透明

今日もこうして僕たちは

この小さな街で

不器用に息をし続ける

そんな日々を愛したい

アクセル踏み込む力は変わらず

静かに迫りくる 巨大な山影

好きとか嫌いを判別する

アンテナが最近 鈍っててさ

でもきっとこの違和感 消しちゃダメだ

ここから次を作れ

今日もこうして僕たちは

この小さな街で

明瞭な明日を夢見てる

そんな日々を信じたい

変に大人になってしまったな

上手に物事をわかりたくないよ

今日もこうして僕たちは

この小さな街で

不器用に息をし続ける

そんな日々を愛したい

山間に光るダサいネオン

どこまで行けども平らな道

どうしようもなく もがいていた

そこにこそ僕らが在る

  • 作詞者

    大越佑華

  • 作曲者

    大越佑華

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ピアノと歌だけの、素朴で真っすぐなアルバム。葛藤の中で光を求め、自己を模索し生まれた曲たちを収録した、内省的で力強い作品集となっている。自身初のアルバムで、録音は全曲自身によるものである。

アーティスト情報

  • 大越佑華

    のどかな田舎町で生まれ育った、福井県出身のシンガーソングライター。 儚く温かみのある声と、音楽そのものの豊かさを感じるような、生命力溢れる楽曲で自身のリアルを表現する。 2021年に音楽家Nao’ymtとのコラボレーション楽曲「孤島」「さよならを言う日まで」の2曲を配信リリースし、2024年には自身初のアルバム「光」を発表した。

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