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歌詞

人間失格

Scooby J, DJ Ken

恥の多い生涯を送ってきました。

ある日生活は所詮作詞のネタと悟りました。

作詞とは吐血である

苦しみと共に描く

グロテスクに曝け出す

ゲテモノ文学

眼球曇らしこの世を睨み

骨までが腐る事を願い

絶望齧り腹を満たし

地獄の底まで落ちて書く

肩まで浸かる五右衛門風呂

不穏な悲鳴を今収録

奴隷階級の肉袋が綴る生き地獄見聞録

5人中1人が好む文学

それを作るのさ

決してBGMには向かん

書く為には犠牲すら払う

書く事それは破壊 ある種バンダリズム

全てぶっ壊して荒々しく絞るイズム

我先に甘い蜜を吸いたがり にんげんだもの

下衆下劣利己的こそ本来の人間味

なのに悪臭放つ醜悪な部分は

蓋をし皆隠したがる

ならその蓋壊してひたすら書く

人間失格

最後の求愛かの如く

この身を削り

見世物小屋で震えてる

屠殺の時を待ちながら。

筆と墨で日々手を黒く汚して

遺書にも近い自白を綴り続け

全て赤裸々に曝け出して

完結。「人間失格」

幸福とは劇薬

過剰摂取するべからず

満たされない故歌詞を書ける

不幸は感性に磨きかける

シェッドの言葉を今貪る

病める貝にのみ真珠は宿る

泥を被る 恥を被る

生き恥レミゼラブル

浮き世で抗う不器用

思想と言う名の武器を持つ腐れ外道

誰が為ならぬ我が我の為ただ書き溜めただけの如是我聞

雨の日も風の日も来る日も来る日も

握るペンとマイクロフォン

それは太宰と愛人結ぶ赤い紐

書く度に出来る生傷

だが人に共感を求めた瞬間

哲学は死ぬ

詞を書くコツはどれだけ血を流せるかどうかさ

Scooby このMC

今ここにて現品限り

己の理念削り取り

死ぬまで娑婆の地に残すのみ

全て歌詞に換えて枯れた時

玉川上水 0距離

嗚呼、俺にはまだ息がある

皮肉にもペンが目に映る

なら書くのが嫌になるまで書く

人間失格

最後の求愛かの如く

この身を削り

見世物小屋で震えてる

屠殺の時を待ちながら。

筆と墨で日々手を黒く汚して

遺書にも近い自白を綴り続け

全て赤裸々に曝け出して

完結。「人間失格」

  • 作詞

    Scooby J

  • 作曲

    DJ Ken

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Mr.Doggy Style

Scooby J, DJ Ken

大阪の枚方市のHRKTのメンバーであるScooby Jと様々なMCの背後を固め、数々のMCへトラック提供をしている大阪のDJ・トラックメイカーであるDJ KenによるWネームアルバム「Mr.Doggy Style」
流行りに逆らうオールサンプリングのBEATによる王道HIPHOPスタイルのScooby J 2ndアルバム。
客演には福島県白河市のAREA48 UNDER THE MUG'SからDARK氏を招いた。
Scooby Jの1stアルバム「薔薇の棘」、そしてDJ Kenの1st EP「Late Bloomer」を経て、2人の共作アルバムである至極の1枚此処に有り。

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