手放し / Signのジャケット写真

歌詞

手放し

ヨワノツキ

無くしたものに囚われて手放して

しまったものばかり数えてしまう

もう二度と戻らないと

わかっていたのに諦めてしまうのが

怖いんだ

一歩踏み出せば足元をすくわれる

立ち止まれば堕落が

足を掴んで離してはくれない

逃げ場のない檻の中で時間を喰らう

無意味な言葉の羅列は

ただの飾りでしかないのに

流れる時に飲まれた僕らの未来も

不安が影を落として立ってる

いつか交わした約束でさえ

笑顔に隠した建前でしかないのに

忘れないと誓ったはずの想いも

指の隙間から零れ落ちる砂のように

形を成してはくれない

もうそこに“僕”はいない

擦り切れた残像

生きたいと嘆いて謳った旋律

消えそうな君の影が

僕を、僕を突き動かすんだ

間違いに触れて見える世界を

僕は何度も壊そうとした

逆さまに揺れて動く世界を止めて

始まりに触れて変わってく季節に

終わりを告げるのは早過ぎて

無くした色褪せたこの手放したって

まだ覚えてるから

間違いに触れて消えた世界を

僕は何度も隠そうとした

逆さまに揺れて動く世界を止めて

  • 作詞

    nana

  • 作曲

    siyun

手放し / Signのジャケット写真

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