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らぴおぴの第3作目は、初めて初音ミクを用いた淡くも切ないメロディーが清冽な空間系のサウンドと交錯し、ドラムンベースのリズムが鮮やかなコントラストを描くボーカロイド曲です。

この楽曲は愛と絶望、希望と終焉が織り成す矛盾と葛藤の世界を表現しています。

自らが置かれた理不尽で希望もない環境の中、全てがどうでもよく、世界が終わることにさえ悲しみを感じなかった主人公が、心を満たし、理解してくれる相手と出会った事によって初めて自分自身を、そして大切な人が居る世界を愛おしく感じるようになる。実際に終末を迎えようとする世界で、荒廃と絶望が蔓廃し、希望は薄っすらとした太陽の光を通して見えるだけの状況で、主人公は最後にして初めての大切な感情に出会ってしまう。

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