東雲のジャケット写真

歌詞

支流

∀LBA

止まらない時の中

癒えない傷をただ

庇うことでしか

この鼓動

感じられないなら

気高き魂が

勇ましき言葉が

紡いだ歴史のその中

居場所はあるのか

灰色に汚れた

厚い雲の群れが

降らせた雨が

街の形

滲ませていた

濁る川が運んだ

名も知らぬ木の葉が

今の僕ならば

流れて

流されて

飲まれて

千切られて

形も失くして

この旅が終わるまで

流れて

流されて

分かれて

潜り込で

誰にも知られないで

この川に溶けるまで

速く

速く

うねり渦巻く

時代を超えて

止まらない時の中

癒えない傷はまだ

清らかな水に

濯がれるのを

待ちながら

流れて

流されて

飲まれて

千切られて

形も失くして

この旅が終わるまで

流れて

流されて

分かれて

潜り込んで

誰にも知られないで

この命が消えてしまうまで

大河の片隅で

確かに色を湛えて

ただ独り泳ぐ

僕だけの海へ

  • 作詞者

    ZUI

  • 作曲者

    ∀LBA

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孤独に塗れ憂いに満ちた世界をテーマにもがき苦しみながらも生きていく 人間の「儚さ」を奏でるロックバンド「∀LBA」の3rdシングル。

アーティスト情報

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