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歌詞

クラップ・クランク・シンデレラ

貝と蜃気楼

怪物も眠る0時

『アイだって書いたってつまんないね』

魔法使いの呪文で

言葉を失くしたあたしでした

空想じゃいつだって大団円

夢は目を開けて見る

融けだした街に

迷子のIが落ちている

文字を失くしたラブレター

誰だって言ったって変わんないね

魔法使いが笑って

あたしも失くしたあたしでした

感覚はいつだって曖昧で

夢はせかいになる

融けだした街で

最後の呪文を教えて!

ああ嫌 君の不敵な魔法で

ばらばらの言葉回るから

あたしじゃいられないの

ああ今 君の不埒な魔法で

融けた世界の中嗤ってる

その知らない声が癖になって仕方無いの

奪われた言葉が煙と漂っていた。

悪い魔法使いはにやにや笑っている。

こんな街じゃ誰も、互いを見つけられやしないのだ。

君もあたしも、くたびれた野良猫だって。

魔法使いは言った、『お前はどこに行く?』

「卵の殻の内側の海へ」

男は言った、『あれを何と言う?』

「あれは城、白、しろ、」

開いた 煙る奥の奥の記憶で

口づけをした 名前を教えて

あたしのためのハイヒール

ねえほらあたしの手を取って

マスカレードに連れて行ってよ

これで終わりにしようか

ああ嫌 あたしのおかしな魔法で

はらはらと言葉は舞う花

喝采の大団円

ああ今 君の不埒な魔法で

融けた世界がまた生まれる

だからもう一度名前をつけようか

  • 作詞者

    小宵

  • 作曲者

    貝と蜃気楼

  • ミキシングエンジニア

    神楽坂ヨシキ

  • マスタリングエンジニア

    神楽坂ヨシキ

  • ギター

    KYOTOU-O, 神楽坂ヨシキ

  • ベースギター

    MiNT

  • ドラム

    634

  • ボーカル

    小宵

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アーティスト情報

  • 貝と蜃気楼

    耳を劈く轟音に物語性の高いリリックを乗せて鳴らすオルタナティヴ・ヘヴィ・ロックバンド。そのサウンドはスラッジコア、ブラックメタル、ハードコアパンク、シューゲイザー、USインディーなど様々な音が渾然一体となった唯一無二のものだ。メンバーは、小宵(Vo)、KYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶ(Gt)、ヨシキ(Gt)、MiNT(Ba)、634(Drs)の5人組。その内、小宵とKYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶの2名がVtuberという異色の構成だ。2022年4月に1st EP『人魚の骨』、同年10月に1st Album『七日目の街』をリリースし、また2022年5月にはおやすみホログラム主催のライブ「打奏驚蛇」に出演、同年12月にはレコ発ライブ「七日目のパレード」を主催するなど、ステージパフォーマンスにも力を入れており、破壊的な演奏が評価されている。最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文がホストのpodcast AVMTのVOL.36にて1st Album 所収「安息日」が週のプレイリストに選曲されるなど、その存在感はあらゆる音楽シーンにおいて日々いや増しつつあり、今後も決して目が離せない。

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