

【第1節】
終電が去った ホームの端で
時計の音だけ やけに響く
誰もいないはずなのに
胸の奥だけ 騒がしい
【第2節】
広告の光が 揺れて見えた
まるで昔の 夢みたいに
置いてきた言葉たちが
線路沿いに 並んでる
【プレコーラス】
走り続けることが
強さだと思ってた
立ち止まる夜が
答えをくれるなんて
【コーラス】
終電後のホームで
やっと気づいたこと
守りたかったものは
そんなに遠くなかった
誰にも見せずに
抱えてきた弱さが
この静けさの中で
少しだけ ほどけていく
【第3節】
次の電車は まだ来ない
それでいいと 思えた夜
急がなくてもいい理由を
初めて 許せた気がした
【最終コーラス】
終電後のホームは
明日へ続く途中
失くしたと思ってた
自分が ここにいた
踏み出す音は小さくて
それでも確かで
夜の終わりに
静かに 息を吸った
【アウトロ】
遠くで街が 目を覚ます
その前に 少しだけ
この場所に 残っていた
- 作詞者
Aomaboroshi(青幻)
- 作曲者
Aomaboroshi(青幻)
- プロデューサー
Aomaboroshi(青幻)
- ミキシングエンジニア
Aomaboroshi(青幻)
- マスタリングエンジニア
Aomaboroshi(青幻)
- グラフィックデザイン
Aomaboroshi(青幻)
- プログラミング
Aomaboroshi(青幻)

Aomaboroshi(青幻) の“終電後のホームで気づいたこと”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
終電後のホームで気づいたこと
Aomaboroshi(青幻)
終電が去ったあとのホームに、
ひとり立ち尽くして気づいたことがある。
誰もいなくなった場所でこそ、
本当の気持ちははっきりと聞こえてくる。
言えなかった言葉、
後回しにしてきた想い、
そして、まだ消えていなかった心の温度。
静まり返った駅の空気と、
胸の奥で鳴る感情が重なり合い、
主人公は初めて“立ち止まる理由”を理解していく。
Aomaboroshi が描く、
都会の夜に残された心の物語。
余白と静けさが、
そっと聴く人の感情に触れる一曲。
アーティスト情報
Aomaboroshi(青幻)
Aomaboroshi(青幻) は、 「幻想と現実のあわいに揺れる心」をテーマに活動する音楽プロジェクト。 霧、雨、光、そして季節の記憶—— 日常の中にある儚い瞬間を、 男女それぞれのボーカルを通して描く。 繊細なメロディと詩的な言葉が紡ぐ物語は、 まるでアニメのエンディングや映画のワンシーンのように、 静かに心の奥に残る。 演歌で培った情感と日本語の美しさをベースに、 J-POP、アニメバラード、シティポップの世界へ。 Aomaboroshiは、音楽で“人の記憶”を描くアートプロジェクトです。 ― 「音の幻が、あなたの記憶に届きますように。」
Aomaboroshi(青幻)の他のリリース



