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「ひとつの高みに達しようとしている。現在の相対性理論の演奏の場には特異なものがある。」と賞される近年の相対性理論の圧倒的なライブを「いつか・どこか」の時空から収録した待望のライブアルバムが初登場!
音楽、アート、テクノロジー、文筆など多才な活躍を続けるアーティスト兼プロデューサー・やくしまるえつこが主宰する「相対性理論」。一貫してインディペンデントで在り続け、2016年にはレコード会社にもプロダクションにも所属しないアーティストとして初となる武道館公演『八角形』を成功させる。坂本龍一、ジェフ・ミルズ、黒沢清、ペンギンカフェら国内外のアーティストが賛辞を贈るアルバム「天声ジングル」から約3年ぶりの新作は、待望にして初となるライブアルバム「調べる相対性理論」。本ライブ盤には、武道館公演『八角形』以降の「いつか・どこか」の時空から厳選を重ねた10曲を収録。やくしまるがバイオテクノロジーを用いて制作し音源と遺伝子組換え微生物で発表、世界最大の国際科学芸術賞・アルスエレクトロニカ STARTS PRIZE グランプリを受賞した楽曲『わたしは人類』の8分以上に及ぶ圧巻のライブバージョンや、『わたしは人類』同様にライブのクライマックス曲として鬼気迫るアンサンブルで魅せる『FLASHBACK』、ストリングスを交えた演奏が大反響を呼んだ『弁天様はスピリチュア』など、ライブ版音源が熱望されていた数々の楽曲が、待望の初音源化。
唯一無二の歌声と世界観、オリジナル楽器や即興も駆使したスペーシーなグルーヴから轟音フィードバックまで、圧倒的なアンサンブルを鳴らす近年の相対性理論のライブは抜群の評判と中毒性を誇り、特に日本武道館公演『八角形』以降は、ライブアルバムリリースの要望が数多く寄せられていた。
相対性理論の活動当初よりその動向を追い続けている編集者・批評家の松村正人は
「彼らの演奏はいまひとつの高みに達しようとしている。 たがいに支え合いつつも、個々のミュージシャンシップを遺憾なく発揮するこのごろの相対性理論のライヴほど足を運ぶ価値があるものはそうはないと私はもうしあげたい。
あくまでバンド形態でありながら個々のメンバーの音楽性を活かすとともに最大公約数的なポップを担保する。ただしその中心にいるやくしまるえつこは素数のように剰余がない。いや剰余がないどころか剰余そのものなのにそれ自体でしかわりきれない――などと、胡乱な喩えをふりまわしたくなるほど、現在の相対性理論の演奏の場には特異なものがある。」と賞している。
相対性理論:やくしまるえつこ(Vo, dimtakt, Gt & etc.)、永井聖一(Gt)、吉田匡(Ba)、山口元輝(Dr)。
ライブRECを盟友エンジニア・米津裕二郎、MIXは米津裕二郎 & 相対性理論。フィッシュマンズでも名高いzAkが長年に渡りライブPAを担当。マスタリングはビョークやシガーロスらを手がける現代の名匠テッド・ジェンセン。