歌詞

えんぴつを握りしめ

いつもなにかを描いてる

できるかな なれるかな

楽しい夢 描けるかな

懐かしい日の匂い

やさしい風に乗せられて

あどけない 足音が

ページめくって去ってゆく

「できた」

キラキラ光を放つ ふたつのレンズが

静かにピントを合わせて

君だけが映す 世界描きだす

色えんぴつの フォトグラフ

誰かに似た顔の 一枚絵

君が描いたそのラクガキは

どんな絵画よりも 輝いて

俺を大人へと導く

真っ赤な l'amour

君と描いたこのひとときは

どんなときもチラシの裏で

無邪気なまま 夢を描く

想い出はキャンバスの中

ぼんやりと光ってる

かたちのないアイデアたち

あれ描いて、それ描いて

終わったら次これ描いて

「できた」

まだ自分じゃ描けない無限大の絵を

俺が持つ夢に託して

君だけが見てる 世界動き出す

モノクロームのアルバム

これから色づける 一枚絵

俺が描いたそのラクガキは

どんな絵画よりも 儚くて

君の“子どもの頃”になる

真っ赤なl'amour

俺と描いたこのひとときが

宝物になりますように

きっと忘れられてしまう

何気ない日も

彩り 残す

鉛筆の 色のままに

俺の絵を見て 俺と描いて

「そんなふうに描きたいな」

君も夢みて 君を描いて

増えてくえんぴつのキセキ

君が描いたそのラクガキは

どんな絵画よりも 輝いて

俺を大人へと導く

真っ赤な l'amour

俺と描いたこのひとときが

宝物になりますように

そっと胸の奥にしまう

想い出はキャンバスの中

描いてみせて

笑顔をみせて