歌詞

いつもと同じ 重く冷たい朝

どんなに晴れていたって無用の長物だ

すれ違う人 知らない方へ行く人

僕だけがはずれを引いたみたいで

ああ 沈み切った僕の隙をついたかのように訪れる

呼び方も本質もわからないこの気持ち

誰のせいだというの？

知らない見たい世界へ連れ出して欲しいな

もうどうしようもなく

空の雲の隙間に見える小さな青を目指すだけでいい世界があるなんて

海の深い青が記憶になる前に行かなくちゃ

やっと思い出したよ

いつもと違う不思議な早い朝

目的も予定もない筈なのに

飛び出すまでがこんなにも軽いのは

僕だけが知っているものに出会う為だ

ああ 疲れ切った世の中だと言わせておけばいいさ

そんなことどうでもよくなるような衝撃があるさ

この先にきっと

知らない見たい景色を君と捕らえに行くのも

悪くはないね

空の雲の隙間に見える小さな青を目掛けて放つ

ふざけながらも本気の印

陽に揺れる地平線が記憶になる前に行かなくちゃ

いつだって今が好き

期待とは裏腹 煩いな

ただ夢に溺れているだけじゃ本当は何も変わらないだろう

部屋の隅で泣いた

それでも思い出はずっとへばりつくだろう

僕の中にいるアイツも出て行ってくれないだろう

それでも救われたんだ

君も同じだったんだ

向き合ってもう一度飛び出した

空の雲の隙間に見える小さな青を目指すだけでいい世界があるなんて

海の深い青が記憶になる前に行かなくちゃ

いつだって今じゃなきゃ！

さあ一瞬を迎えに行こう