歌詞

住み慣れたはずの景色は

不思議と違って見えて

これは君のせい？夜のせいかな？

欠伸をまた一つ

この時期の通りの雑踏も

ただの炎色反応も

脈が躍るのは夜更かしの

ただそれだけのせいだよね

壊れた鍵の先に

君とダンボールの基地

今夜も真夜中抜け出して

秘密の待ち合わせ

晴れたら星の下

砂浜で会おう

夜空を切り取って

二人だけの額縁に飾ろう

離れたら眠れぬ夜

切々と願いを

高まる鼓動が子守唄に

いつの間にまるで夢の中

夜明けと朝の先に

また色あせた毎日

伸びた影が帰路につくまでは

しばしの待ちぼうけ

腫れたまぶたを隠して

惚けて笑う

ここだけが君だけが日々を

彩る確かな光

まだまだ明けないで

まだ覚めないで

流れる星屑にすがっても

気休めになんてならないけど

覚めても冷めないよ

夜明け間近の

朝日が終わり告げる暗がり

いつまでも綴る熱の中

もう少しこの場所を許して