

床板に陽が傾いて
君の影が休んでた跡をなぞる
紅茶を三回もかき混ぜて
ただの試練だと言い聞かせる
時計は刻むのをやめて
私は「なぜ」を飲み込む
君は言葉を古びたレシートのように折りたたみ
奥へしまい込む
この部屋は音で満ちていた!
今じゃ息すら場違いみたい
君は私を見ていない!
瞳の先、遠くのどこかへ
玄関にかかったジャケット
まだ君の肩の形をしている
真夜中に名前を呼びかけそうになった
でも喉の奥で露のように止めた
雨が空っぽなリズムを叩く
閉め忘れた窓に
君は気を遣った笑みをくれる
誰も選ばなかった壊れ物みたいに
この部屋は音で満ちていた!
今じゃ息すら場違いみたい
君は私を見ていない!
瞳の先、遠くのどこかへ
朝のコーヒー淹れるとき
君が口ずさんでたメロディー
今じゃ静けさにも重さがあって
私一人じゃ持ち上げられない
この部屋は音で満ちていた!
今じゃ息すら場違いみたい
君は私を見ていない!
瞳の先、遠くのどこかへ
分かち合えば広がる部屋もあるのに…
…私たちをもう、2度と包めない
- Lyricist
MAXIM-RyunosukeBandRyu
- Composer
MAXIM-RyunosukeBandRyu
- Producer
MAXIM-RyunosukeBand
- Programming
MAXIM-RyunosukeBandRyu

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In the Room Where the Sound Disappeared
MAXIM-RyunosukeBandRyu



