Lyric

どうせやるんなら

完膚無きまでに

この空いた穴を埋めるには

目には目くらいじゃ足りないね

淡々と続いてた

愛しき日常が

跡形もなく壊された

あの日がずっと続いている

残された私に

残っているものは

あの痛みをそっと

胸の奥に仕舞って

いつか来る日まで 鎖で繋いで

この星を総て照らして往く

ヒーローを夢見た

たったひとつだけの望みなんだ

どうせ死ぬんなら

後悔の無いように

この曇りを晴らすには

そんなんじゃ足りないから

段々と募ってく

飲み込めない憂鬱を

水で流し込むように

憎しみを思い出している

消えそうな私に

消えないまま残っている

あの涙をぐっと

奥へ押し込んで

約束の日まで 命を繋いで

また君と笑い合って進む日を夢見た

たったひとつだけの祈りだった

ここまで来れて

楽しかったか？

生き血を見るのは

やっぱり怖いな

あぁ 何もかも 無駄だったのかな

この私の生を

狂わせたあいつを

追いかけていたらもう

朝になっていました

埋めるはずの穴は広がっていく

どうしようか

ただ皺と罪を重ねていた

空っぽのまんま

たったひとつだけの命でした