駅の階段を登ってる
すぐ隣には聞き慣れた
君の声
靴音がピタリ揃って
それが少し可笑しかったこと
大人になったら
忘れちゃうかな まあ
そういうもんかな
でも
それでもさ
春風が遠い街から
迎えに来て
あの日をふっと
思い出してくれたらなあ
渚にそっと
打ち上げられた記憶に
あなたはきっと また
夢を見て いつかの帰り道を
映し出す
波がざわめく浜辺を
足あとでふたつの線描く
西陽、影
爪の間、泥が入って
少しだけ後悔したこと
お空になったら
忘れちゃうかな まあ
それでもいいかな
ただ
生きてれば
微風が遠い空から
迎えに来て
あの日をふっと
思い出してくれたらなあ
渚にそっと
打ち上げられた記憶に
あなたはきっと また
夢を見て いつか見た青色を
映し出す
しばらくは、さようなら
しばらくは、さようなら
- 作詞
オヨイダキビス
- 作曲
オヨイダキビス
オヨイダキビス の“渚”を
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