歌詞

平静装うのも上手くなってきた　いくら積み重ねても　変わらない僕らの日常

君の好きなものも当たり前にわかる　人知れず積み重ねてきた　君を想い続けた日常

過ぎ去った季節に映り込んでしまった　モノクロの人混みの中の　モノクロのままの僕の姿

間違い探しのような日常から　君が見つけてくれたから　僕と世界が色付いた

触れてもいないのに　君の温もりを感じている

掴んでもいないのに　離したくなくて　離れられなくて

「君が好きだ」　知り尽くしたこの想い　何度も諦めてきた

これ以上求めたりはしないから　このまま何も気付かない振りをして　この想いを見逃して

何度諦めたって　君の声を聴くたび　何度も気付き直すんだ　その度すがりついてしまうんだ

今でも君の幸せを願ってしまうから　君が色付けた世界で　モノクロの振りを続けている

息を殺してやり過ごそうとしているのに

君は得意気に　僕を見つけるから　何度も見つけてくれるから

君が欲しくなる　結局諦めきれない想いが　頭の中を駆け巡る

これ以上期待なんて出来ないから　どうでもいい未来を描き出して　無理矢理でも笑ってみせるよ

わかっているはずだった　ただの片想いのはずだったのに

僕はこの想いの名前を知っていた　君を想う度気付いていた　こんなの愛以外の何ものでもないよ

「君を愛してる」　胡散臭い言葉が　この想いの真実語っている　例え交わらない運命だっていいから

「君を愛してる」　君が色付けた世界も　君が口ずさむ僕の歌も　全部愛おしいってもう気付いてしまったのに

君がくれたこの温もりが　君の幸せを願わせるんだ　僕はまた気付かない振りをするから　まだ想い続けさせて