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ポートランド発シンセ・ポップ・バンドSTRFKRの3年ぶりキャリア5枚目となる新作『Being No One, Going Nowhere』のリリースが 決定した。フル・バンド編成で挑んだ前作『Miracle Mile』から、さらにエフェクティブにリッチに進化したインディー・ダン ス・ミュージックの到達点とも言える作品である。制作の始まりは砂漠から、、フロントマンであるJoshua Hodgesはロサンゼル スの自宅を離れモハーヴェ砂漠にある小さな住居スペースへ移った。ゆっくりとスタートした制作活動に現れるように彼らのキ ャリアハイと頷ける洗練されたダンス・ミュージック・アルバムだ。Hodgesはソングライティングにおいてエリオット・スミス への影響を公言しているが、サウンドはイタリアのディスコやクラウトロックの色が強い。仏教徒であるAyya Khemaの著書から タイトルを付けているが、アルバムのコンセプト自体は決して純潔なものではなく、BDSMクラブでの経験で得た自由のようなも のから着想を得ているようだ。Yachtなどを手がけたプロデューサーJeffrey Brodskyと共にアルバムをブラッシュアップし、つい に待望の新作が完成する。インディー・ダンス・ミュージックの未来への可能性を示す傑作、彼らの熱が詰まったキャリアのゴ ールとも言えるアルバムがリリースされた。
ポートランド発シンセ・ポップ・バンドSTRFKR。Joshua Hodgesのソロ・プロジェクトとして2007年に結成される。2008年にデビュー作『Starfucker』、2009年に2ndアルバム『Jupiter』をリリース。現在もメンバーの中心として活動するベーシストShawn Glassford、ドラマーKeil Corcoranをメンバーにバンドとして活動の幅を広げる。2011年に名門Polyvinylへと移籍し3rdアルバム『Reptilians』をリリース。飛躍的なヒットを記録し、続く2013年の4th『Miracle Mile』で人気を確固たるものとする。その後二度の来日公演を実現させるなど、精力的なライブ活動を続け、2016年、待望の5thアルバム『Being No One, Going Nowhere』をリリースした。
Moorworks