Lyric

誰だって一つ二つの言えない過去を 隠し持ってると

不器用さ 言い訳にして 取り繕ったように

慰める言葉を 空っぽで聞いてた

モノクロに映る世界

不幸って書かれたレッテル

闘っていたよな たった独りで

重ね合おう 一人きりじゃ

流れる血の温かさも 忘れてしまうから

溶け合うように 愛されるように 穏やかな眠りの中

微笑みながら

気が付けば遠い街で

会わなくなった誰かのこと

不意に思い出している

違ってたら もしかしたら

叶いもしない 幸せの結末の続きを

どこで何をしていても 誰と何をしていても

怖くはなかった 諦めなかった

強がりで震えるまぶたを指でなぞった

永遠の途中で

振り返れば 傷だらけで

嗚呼 駆け抜けた 名もなき日々

誰にでも夜は訪れそして去る

まどろんだ視界の先

朝日はじき昇り始める

振り向けば微笑んでこれから先会うことさえもうなくても

君とだから二人だから紡げていた日々を 忘れないよ

振り向けば微笑んでいて

今はもう戻れない