SONIC ATLAS, Vol. IV: THE CRUCIBLE OF CIVILIZATION (Original Ver.)

我らの旅は、続く。
リズムの揺り籠を、魂の故郷を後にし、今、我々の船は神話の水平線へと舳先（へさき）を向ける。炎と信仰の中で、文明そのものが鍛え上げられた地へと。

これこそが『ソニック・アトラス、第四巻：文明の坩堝（るつぼ）編』。
これは、穏やかな土地の地図ではない。坩堝の年代記である—古代の精霊と未来の衝撃が溶解され、歴史と異端が融合し、新たな白熱の元素が生まれる、灼熱の器の。

我々はピラミッドの麓に立ち、ファラオの亡霊がカイロのストリートレイヴのビートと論争するのを聴いた。
イスタンブールのダーヴィッシュと共に、ディープハウスと神聖なる愛のトランスの中で旋回した。
コーカサス山脈の、決して壊れることのないポリフォニーが、アンビエントの虚無にこだまするのを聴いた。
ベイルートの不屈の心の上で、自らの美しき傷跡の上で輝く街で、踊った。
そして、機械によって築かれた都市のガラスの塔に、ベドウィンの隊商の亡霊が映るのを見た。

ここで、我々は学んだ。最も神聖なる数学はネイ（葦笛）の旋律に隠され、最も深遠なる詩は、ダンスの反抗の中に見出されることを。それは、葛藤が芸術へと変わる響きだ。

これこそが、第四巻。魂を鍛え上げる、美しく、灼けつくような熱の地図。
坩堝の中へ、足を踏み入れよ。