歌詞

すこし物憂げな空が

ながした涙が光ってる

これじゃ歩き出せないや

まあいっか

降り続く雨模様

夏の残滓が溶けていく

こんな日は本でも読もう

夢見た続きを描こうか

心は乾いてゆくけど

ずぶ濡れになるよりマシじゃない？

君はもうここに居ないから

また来ようねと笑ってた

あの日の君の顔が思い出せないんだ

降り注ぐ雨になれたなら

借り物のこの心も動くかな

流れる時がぼくたちを欺いても

届かないんだ

めくるめく変わる日々

積み上げる虚無と蛇足

夢の続きは途切れてた

凪いだ心が夜の海みたいだな

降り注ぐ雨の只中で

錆び付いた心が軋んだら

乾いた涙が滲むよ

美しいものじゃないけれど

見ていてよ

答えを見つけられたら

きっと迎えにいくからさ

だから今はこのままで良いんだ

歩き出すよ

ぼくに空は飛べないけれど

君の羽になることは出来るかな

ならばせめてこの想いを

君の背中に預けるよ

でも今だけは夢を見させて

夕焼けが見えたからきっと

あしたは晴れるよ たぶんね