歌詞

止まっている一瞬なんて

余った記憶の一時停止

斜めに止まる針に

ボクを重ねてる

出会いも別れもない

ただまた春は訪れ

聞き飽きたアラームの音

ズレた針はそのままで

いつもの服を着て

いつもの道を歩いて

いつもと同じこの場所で

桜は散る

浮かれた輪には入れないまま

汗かき　右左（みぎひだり）

太陽は昇り立ち上がれと

ボクを急かす

回っていく一周だって

思い過ごしを繰り返し

離ればなれの針に

ボクを重ねてる

止まっている一瞬なんて

余った記憶の一時停止

いま　鼓動と重なり

繰り返す針の音

♪

体調は悪くはない

欲しいものも微塵もない

「あたりまえ」に袖を通したのに

着痩せして見えるんだ

白いため息に気付かぬまま

自分と行き違い

雪は降りしきり気が済むまで

ボクを包む

回っていく一周だって

思い過ごしを繰り返し

離ればなれの針に

ボクを重ねてしまう

止まっている一瞬なんて

余った記憶の一時停止

また　思い馳せてしまう

繰り返すこの日々に

♪

止まっていた一瞬だって

思い悩んだ一時停止

斜めに止まる針に

ボクはもういない

進んでしまう時間だって

決して消えはしないから

変わらないでいてくれ

“いつも通り”の日々

また　歩めばいい

この針が止まるまで

♪