歌詞

この川沿いの桜並木が一番綺麗だ

助手席からの方が綺麗に見えるかな

綺麗事や理に反したことなんて嘘だ

今この目に映るこの風景が確かなことだと

今以上に幸せなんてことはありえないと言い切る

薄紅色の路面が反射して

また今年も春が去った

春を迎えに行こう

また来年も再来年も

きっとこれからも色々あるけど

歳をとるたびに

きっと感覚的には

来週や再来週のように短くなっていくんだろう

あの大きな公園や通り際に広がる景色は

ずっと変わらないままか？

大それたことや戯言ばかりでも

一番綺麗なものは変わらぬままで

春を迎えに行こう

また来年も再来年も

寿命と引き換えに幸せになれるように

時が止まるほど

宙を舞う吹雪に吹かれたまま

眠りにつきたい

たった一つだけ

願いを叶えてくれ

このままどうかふたりで

生きていければいい

あわよくば春夏秋冬を

春を迎えに行こう

また来年も再来年も

きっとこれからも色々あるけど

歳をとるたびに

思い出させてくれ

あの並木道を

時が止まるほど

宙を舞う吹雪に吹かれたまま

また次の春の夢を見る