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歌詞

私の中では

現代夫婦, eri-nyo

帰りたいところに帰れる

静かで安全な世界

遠い未来にも思い出す

同じ空気を吸っていた時間

生きることがわからない

死んでゆく理由もわからない

決められることばかりでは

できてはいない世界

少しずつ形を変えていく

静かで安全な世界

違う形になったように見えたとしても

続いている

わたしの中では

  • 作詞者

    eri-nyo

  • 作曲者

    eri-nyo

  • レコーディングエンジニア

    Naoto Sugahara

  • ミキシングエンジニア

    Naoto Sugahara

  • マスタリングエンジニア

    Naoto Sugahara

  • ギター

    現代夫婦

  • ベースギター

    現代夫婦

  • ドラム

    現代夫婦

  • ボーカル

    現代夫婦

  • ピアノ

    現代夫婦

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群像

現代夫婦, eri-nyo

現代夫婦 1st Album『群像』
──物語を読むように聴く、音の短編集。

ピアノボーカル、アップライトベース、ギター、ドラム。
2組の夫婦によるバンド「現代夫婦」の初アルバム『群像』は、ロックを軸に、ジャズやクラシックのニュアンスを混ぜながら、温度のある音を鳴らしている。

作詞・作曲を手がけるエリーニョ(eri-nyo)は、川上未映子や窪美澄、中村文則らの小説や詩、漫画から受け取った情景や温度を、音へと変えている。

ハスキーでキュートな声が、痛みとやさしさのあわいをすり抜ける。ピアノは呼吸し、ベースは空気を震わせ、ギターは記憶のように滲む。そしてドラムが、そのすべてに心拍を与える。

ロックを基調に、現代ジャズやクラシックの緊張感をまとったサウンド。聴くたびに、違う輪郭を見せてくれる。

どの曲も軽くはない。
それでも、聴き終えたあとに残るのは、静かな熱だ。

現代夫婦『群像』──
濃密なのに、あと味は澄んでいる。

アーティスト情報

  • 現代夫婦

    2組の夫婦によるバンド。 CUICUI、IIOT等で作詞・作曲・キーボード・ボーカルを担当しているeri-nyo(エリーニョ)が、夫でギタリストの石川ユウイチ(ANIMA、IIOT)、CUICUIで共に活動するドラマーのみづほ (Response、CUICUI) 、みづほの夫でベーシストのリョースケ (THE FLAMES) と共に2024年結成。 ジャズやクラシックの要素が盛り込まれた楽曲を、ロックやポップスをベースとしてきたメンバーで演奏することで、独特の現代的なサウンドに昇華。

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  • eri-nyo

    eri-nyo(エリーニョ) 音楽家 東京生まれ、東京育ち。大人は誰も助けてくれない、と思いながら育つ。 暗記が致命的に不得意で、右と左がどちらなのかも覚えられないまま、明治大学商学部商学科卒業。 大企業の総合職でバリバリ働く予定が、就職氷河期と自身の性格によって道が絶たれ、ある程度時間の融通の利く会社で働きながら、音楽活動をスタートする。2児の母となり、ガールズバンド・CUICUIとしての活動をするようになってから、作詞作曲能力が上がったと自己評価。子供たちの表情が生き生きとしている世の中であること、そのために何ができるか模索中。

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