半音ずつ遠ざかるのジャケット写真

歌詞

半音ずつ遠ざかる

佐藤信也

駅前の花屋で 季節をひとつ買った

名前のない青さを 君に見せたかった

帰り道の角で 風がページをめくる

読みかけの約束だけ まだ胸に残る

さよならを言うには

やさしすぎた夕暮れ

君のいない明日を

僕はどう呼べばいい

半音ずつ落ちてゆく

君の声を追いかけて

好きだった 好きだった

言えないまま 夜になる

半音ずつ遠ざかる

あの日のドアの向こうへ

忘れたい 忘れない

どちらも僕にはできない

喫茶店の窓には 雨粒が列を作る

君が選んだカップを まだ捨てられずにいる

街はいつも通りに 新しい靴で急ぐ

僕だけが古い歌を ポケットで握ってる

思い出はきれいで

だから少し痛くて

君のいない部屋に

時計だけが正しい

半音ずつ落ちてゆく

君の声を追いかけて

好きだった 好きだった

言えないまま 夜になる

半音ずつ遠ざかる

あの日のドアの向こうへ

忘れたい 忘れない

どちらも僕にはできない

もしも違う朝なら

僕らは笑えたかな

答えのない窓辺で

花びらだけが眠る

半音ずつ落ちてゆく

君の声を抱きしめて

好きだった 好きだった

今もまだ 消えはしない

半音ずつ遠ざかる

それでも僕は歩き出す

忘れたい 忘れない

抱えたまま 春を待つ

名前のない青さを

いつか空に返すまで

  • 作詞者

    佐藤信也

  • 作曲者

    佐藤信也

  • プロデューサー

    佐藤信也

  • ピアノ

    佐藤信也

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