Lyric

ぱっと目を引いて　語るヒロイズム

きっと茹だるような　愛を話すだろう

不感症じみた　僕は　煙る澱の中

ずれる卓上の　談笑を眺めてる

それがどうしたんだって　何も知らぬ顔して

砕け散った銃声と　歓声を模して

ラララ　ちょっと抜け出して　あのフィルムの向こうへ

愛はもう空想　称える足音にひるんだって

三等星の灯をもって　ここで参上さ　パリラリラ

放つ咆哮と　添い遂げずにサヨナラ

今はもう空洞　眩む理想を持ち出して

揺れる偶像と　競う隠し事

大層な服召して　騙る絵空事

いざとなればきっと　愛が来るのでしょう

それがどうしたんだって　全てを知る顔して

信じ切った歓声は　勢いを増して

ラララ　もっと抜け出して　あの喝采の向こうへ

愛はもう騒動　振り返ることなどなくなって

最先端の理をもって　ここで参上さ　パリラリラ

ぶれた反証と　知れる前にさよなら

あれはどうしたんだっけ　巡るライトを浴びて

忘れ切った包帯は　今はもう役を終えて

ラララ　ちょっと抜け出した　あの日から抜けていた

愛と肖像を　抱える少年の目を引いて

一等星の灯をもって　ここで参上さ　パリラリラ

過ぎた喝采を　見届けてさよなら

愛はもう知った　受け止めてさよなら