歌詞

まだ　そこにはないの

あぁ　けだるけな足を

少しずつ出して　運んでいくから

もうちょっとだけ待って　あぁもういいや

今　私はどんな

顔をしていますか

愛想笑いなんて　したことないけど

上手くできてますか　じゃあもういいや

通り過ぎてゆく　見えない音

厚い壁の奥で　輝く色

済んだことばかり　思い出して

扁桃体に詰めて　バカみたいね

あぁ　飛び出して　飛び出した　私の声が

知らない場所を　気にも留めず

もう　走り出して　走り出した　私の足が

疲れも知らず　裸足のまま

そうだ　服を選ぼう

色とりどりのものを

想像していたよりも　たくさんあるんだな

私に似合うかなって　思ったりしてみて

初めての私は　どこかの人

手を上げてみたり　回ったり

拾ったはずのない　首輪を知る

見え隠れの影を　振り切れず

あぁ踏み出して　踏み出した　私のことを

見つめる声を　掬い取って

もう飲み込んで　飲み込んだ　私はこんなに

臆病になって　どこかの人

あぁ　漕ぎだして　漕ぎだした　私もきっとそう

同じ陽を見る　明日はもう

あぁ　色づいて　色づいた　私の声が

遠回りをして　背中を押していく