劇中劇のジャケット写真

歌詞

怪獣へ

Halumo

いつか二人で笑っていた時のこと

東へ向かうとあなたは言った

夕暮れが鳴いて 何も言えないや

カラスの声で 思い出す

東の国は 魔法に溢れてる

それも私が 教えたこと

あなたが好きよ 怪獣のあなたが

大きな足で 歩くから

いつか誰かに 石を投げられて

疲れた時は ここにおいで

破れたシャツも 穴の開いた靴も

何も言わずに 眠りなさい

いつも二人で笑っていた空き地には

光る眼を持つ鉄の箱が

夜に照らされて 足を速める

私もきっと 鉄の匂い

知らない花が 行方のない夕風が

今は私を振り向かせる

私はここで魔法にかけられて 薄れた街に溶けてゆく

いつかの歌はもう届かない 覚えているのは灯火だけ

錆びた針とレコードを あなたに送るわ

私はもう独りで 歩けるから

怪獣になったあなたと なれない私と

魔法になった日々を 満たしてゆく

私はここで怪獣になれなくて それでも一つ連れている

いつか誰かに 石を投げられて

疲れた時は ここにおいで

破れたシャツも 穴の開いた靴も

何もいわずに眠りなさい

  • 作詞

    Halumo

  • 作曲

    Halumo

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Halumoといいます。
2020年9月から楽曲製作を始めて8ヶ月ほど経ちましたが、これまでに作った7曲をまとめました。
殆どの曲をYoutubeに公開していますが、一部リテイクや再度ミックスを行っています。
よろしくお願いします。
Twitter: @Halu_mo

【収録曲】
1. 便箋に花束
2. Heroic Signal
3. Limonium
4. Sick For Toys
5. 現身ゴースト
6. 怪獣へ
7. Juice

アーティスト情報

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