白い夜のジャケット写真

歌詞

白い夜

きーる

白いガラスの隅で息をした

名前のない影が 揺れていた

言えなかった言葉が

ノイズの中で眠る

光のほころびで 誰かを探して

響く声が 夜を越えて

途切れた夢の続きを

心の奥で 抱きしめて

眠れない夜を ひとり歩いた

残る記憶だけ 遠くなった

光のほころびを 胸に描いて

冷たい風が 頬を撫でて

誰もいない世界の中で

まだ言葉を 探してる

たとえ未来が すべて消しても

どこかで光は まだ生きてる

見えない声でそっと包むように

光のほころびが 時を照らして

凍えた記憶が 溶けていって

誰もいない空の下でも

まだ祈りは 続いてる

朝がくる 白い息

ヒカリに 溶けていく

  • 作詞者

    きーる

  • 作曲者

    きーる

  • プロデューサー

    きーる

  • ボーカル

    きーる

白い夜のジャケット写真

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    白い夜

    きーる

「白い夜」 は、凍えた静けさの中をただひとり漂いながら、
消えかけた夢や声をそっと抱きしめるように進んでいく楽曲。

白い息、揺れる影、ノイズに埋もれた言葉──
夜の奥で見失ったものを探し続ける、その柔らかな孤独が静かに胸に染みていく。

光の“ほころび”がわずかに世界を照らし、
忘れられた記憶や祈りがゆっくりと温度を取り戻していく物語。
誰もいない空の下でも、微かな光はまだ生きている。

孤独と救いのあいだで漂う心を描いた、静かで美しい一曲。

アーティスト情報

きーる

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