

生まれた瞬間に決まっていたとか
指先に結ばれた赤い残像だとか
僕らは決められた座標へと足を運ぶ
鏡の向こう側 映る自分さえ
僕を置き去りにして加速してくれ
何千回、何万回と繰り返す
この孤独さえ あらかじめ仕組まれた罠か
唯一 偽物じゃないと信じたいんだ
偶然を装った必然の連続
交差点ですれ違う 知らない誰かも
空っぽのカップを見つめて問いかける
そこに答えなんて 最初から無いのに
踊れ 絶望の縁(ふち)の上で
明日が来ることさえ約束されて
重なり合う視線 震える指先だけが
この冷たい鎖を 一瞬だけ解(ほど)く
「もしも」なんて言葉は 毒にしかならない
選ばなかった道が 一番美しく見えるから
だけど今 ここで君と出会った
予定調和をぶち壊して
神様の退屈を笑い飛ばせ
最後の一行くらい 僕が書き換えてやる
震える足で 一歩踏み出す
僕を置き去りにして加速してくれ
何千回、何万回と繰り返す
この孤独さえ 愛おしいと思えるまで
僕たちがここにいる 唯一の証明に
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KINOCO
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赤い残像
KINOCO
アーティスト情報
KINOCO
ジャンルレス・ミュージッククリエイター。 特定のスタイルに捉われず、「今、奏でたい音」を形にするオリジナル楽曲を制作。多様な音楽性を武器に、聴くたびに新しい表情を見せるサウンドを展開中。ジャンルの壁を壊し、純粋な音の楽しさを共有したい。
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