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ヒップホップ激戦区、そして自身の地元である東海エリアのシーンで着実にキャリアを重ね満を辞して完成した今作。盟友TENを始め、 AceTheChosenonE、Raitamen、サトウユウヤら、Pitch Odd Mansionのメンバーに加え、DJ RYOW主宰レーベル DREAM TEAM MUSIC所属のSOCKS、沖縄のクルー 604からDisry、MuKuRo 京都 DCAの中心人物 13ELLら、各エリアを代表する面々が集結。常に現場で感じるものを第一に考えるからこそ、ライブを見て本当にカッコいいと思った相手に対し、こんなビートに乗ったらカッコいいだろうと妄想しつつ現場で直接オファーしたという。
アルバムタイトル「Song Cry」は、自身が10代でヒップホップにのめり込み人生を変えるきっかけになった一枚、Jay -Z 「 The Blueprint 」に収録の”Song Cry”からインスピレーションを受けた。同曲はJay-Zが長年付き添った彼女との別れを描いた一曲で、曲中に “I can‘t see ’em comin‘ down my eyes. So I gotta make the song cry.” = 涙を流すワケにはいかないから代わりにこの曲に泣いてもらうんだ、という一節があり、言葉ではなく音で思いを表現するプロデューサーとしての自身の境遇に重なり、オールセルフメイドに拘った渾身のファーストアルバム。
名古屋を拠点に活動するDJ/プロデューサー/ビートメイカー。 日本全国のラッパーたちと実際に現場へ足を運びながら制作したアルバムは、TVや多くのネットメディアで特集された。 その後ATLへ渡り、Freebandz所属のGuap Tarantinoとコラボレーション。 現地のリアルなクラブカルチャーやストリートの空気をサウンドに落とし込み、重厚なグルーヴとミニマルなメロディで独自のスタイルを確立。 日米のカルチャーをリアルに繋ぐプロデューサーとして注目を集めている。