Lyric

死ぬまでの暇つぶし

そんな風に言いそうな君が

僕に向けた目の光は

冬の朝吸い込んでさ

青い肌　巡る赤

冷たいのに嬉しいような

そんな錯覚だった

冬の魔法にかからないように

寂しさに打ち勝つ術ならば

身につけているよ

隙間風なんかじゃ揺るがないんだ

その引き換えに時間をかけて

浮世離れに高まる恋を

君がくれたんだ

夜の涙を夜景に変えてくように

乗り込んでしまえば

ラストが生まれる怖さが増すと

でも外から見てるのも嫌

あの観覧車は二人みたい

ゆっくりでもどかしかった

でも下りが早いなら

未来よりも今目の前の

君を見ていたかった

ずっとここにいたいよって

子供みたいに言えたとしても

同じ景色辿って

同じ君には二度と会えない

失った恋は

タラレバ吐いて

泣いたら乗り換えていく

わかってるけど

今夜はもう少し揺られてたいの