東京シンギュラリティのジャケット写真

歌詞

最後の日

えばぞう

文字を失くした テレビの砂嵐

冷えきった指先で リモコンを押す

どこかで誰かが 息をしていないか

ただそれだけの奇跡を 夜の底で待っていた

肩をぶつけ合うほどの ノイズに塗れた日々

あのうるさかった世界が 今は恋しい

誰もいない美術館 名もなき古いキャンバス

君と見なければ ただの絵の具の跡だった

見上げる空は 泣きたくなるほど澄み渡り

僕らが消えた地球を 星屑が飾る

長い長い人類の 物語の終わりに

僕はたったひとりの 読者として立ち尽くす

午前4時 夜がほどけていく境界線

記憶の中の君が 不意に名前を呼んだ気がした

もう二度と触れられない ぬくもりを反芻して

冷たい風の中 小さなメロディを口ずさむ

僕が最後のページを 静かに閉じる時

何万年の愛も悲しみも すべてが完結する

誰もいない客席に 深く一礼をしよう

自由という名の 透明な檻の中で

朝焼けがゆっくりと 瓦礫の街を染めていく

僕らががいなくても 世界はこんなに美しい

悲しいんじゃない ただ あまりに静かだから

この命をそっと 母なる星へ還そう

  • 作詞者

    えばぞう

  • 作曲者

    えばぞう

  • プロデューサー

    えばぞう

  • ソングライター

    えばぞう

  • プログラミング

    えばぞう

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日常、AI、家族、死別、愛。スカパンクからR&Bまで、日本語と英語で紡いだ15の詞を収録した、えばぞうのファーストアルバム。

アーティスト情報

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