Northern Traveler Front Cover

Lyric

TOKYO records (2024 Summer)

Whinartense(89P)

「あっづい!!」

あらすじ

北海道在住の我々二人が、憧れのコミックマーケットにまさかまさかのサークル当選。

期待と不安と愛しさと切なさと心強さを抱えながら

この猛暑の中、北海道から東京へと旅する物語である。

東京までなまら早く到着できた

マジでありがとう 羽田空港

ホテルで仮眠し そろそろ動こうか

身を軽くして いざ聖地、秋葉原(アキバ)へ

ブラブラ歩いていたら見つけちゃった

メロンブックさん

長 蛇 の 列

「やば」

1日目は想定外だったが

午後チケ・カタログ 現地調達

2日目は新橋駅

早く着きすぎた

だから

日テレスタバで休憩して

いざ往かん東京ビッグサイト

人がものすごい溢れてる

これがコミケの洗礼か

そら運ばれる人いるよ

しかも会場がでっかすぎ

西(地区)が遠い!

計画はしっかり立てて行きましょうね

めちゃ歩くことになるよ

帰り道 人波乗ってったら

シン・ゴジラの聖地に居ました

「え、マジで?!」

「あのリアリティ満載のシン・ゴジラで使ってたオペレーションルームが無料見学?この場所で収録してたの…てか、今俺らその場所にいるって事?やべえ、めちゃくちゃ興奮してきた。是非ともこの目で見てみたいから、休憩がてら中に入るぞ。」

「ウイッス」

いよいよ今日はサークル参加日だ

準備万全で…って帽子が

「あっ…」

余裕持って出て良かった

改めていざ往かん

早めに出たけど 人混みヤバいって…

サークルチケットがリストバンドに

いざ往かん自スペース

いそいそ準備し

相棒はあいさつ回りにあちこち

知り合いサークルさん近くにいた

西へと相棒が旅立った後

近くの扉にスタッフ沢山…

「入場開始」…って

「えっ?!?」

サークル人が来ないよ

てか口下手が過ぎる

おのれ

隣の人から「これが当たり前」と言われる

だけどここに来た理由はそう

ここでしか会えない仲間たち

相変わらずコミュ障だけど

この絡み生で見れたぜ

「いおちー!!」「やーめーろー!!」

最終日はお土産を 東京駅で購入して

暇だし羽田に行くか

荷物預けてのんびりしよ?

いつの間にか終わり迎える

この旅で学べたこと

暑さと人が酷すぎる

(暫く)コミケ参加はもういいかな…

けど 楽しかったぜ東京旅行

  • Lyricist

    Whinartense(89P)

  • Composer

    Whinartense(89P)

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    TOKYO records (2024 Summer)

    Whinartense(89P)

  • 2

    Tokyo Nichrome Line

    UzoMuzoP

  • 3

    TOKYO

    Mashiro Kisaragi

ボカロ・エッセイ作品(travelogue)
"北海道ボカロP連合"で活動するボカロP三人衆によるスプリット作品。各々が東京での同人活動や旅行への思いを綴り、ボカロを通じて表現したエッセイのような一作。それぞれ異なるジャンルながらも、現代においても東京は「近くて遠い、そして憧れの地」という描写が共通して見られる。大都会東京への特別な思いが、各作品に色濃く反映されている。

Artist Profile

LUCY LOVE records

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